シャトー・フェラン・セギュール 2003

2003


猛暑の年ですが、下層部の冷涼な粘土層のおかげでフェラン・セギュールの畑は耐え抜くことができました。

畑と醸造庫とで二重に選果を行ない、傷みのない粒のみに選り分けました。太陽光で傷んでしまった「干しブドウ化」した粒は残さず除去されました。満足いく結果を導き出すために惜しみない努力が払われています。2003年のサンテステフ地区ワインはその熟度とみずみずしい風味によって高い評価を受けています。


2014年に「Wine Advocate」誌が実施した再試飲時のコメント:「待てば海路の日和あり、まだまだリッチで若さがあります。カシスや土、ミネラル感が特徴的で、スモーキーでスパイシーで、快活な若さを感じさせる性格のワイン。最高レベルの熟成状態に達していますが、あと10年はこの状態を保つでしょう。2003年に買っておくべきだったグレートアイテム!」